企業支援センターについて


Ⅰ.ものづくりカイゼン企業支援センター長挨拶

ものづくり企業支援センター長の大田修明と申します。
私はこれまで、福岡県庁37年間勤務の中で、主に工業技術センターに籍を置いて県内製造業の皆様への技術支援に従事し、機械電子研究所長、生物食品研究所長、工業技術センター所長を務めました。県庁退職後は、福岡大学の産学官連携センターで客員教授として産学官連携コーディネート等を行い、企業の皆様を支援する業務に携わってまいりました。

 

さて、福岡県では平成25年度から27年度まで、厚生労働省の「戦略産業雇用創造プロジェクト」を活用して、「グリーンイノベーション人材育成・雇用創造プロジェクト」を実施し、グリーンアジア国際戦略総合特区の取組みを人材育成及び雇用面から支援することで、特区の投資効果を県内全域の中小企業に波及させ、1,000人を超える雇用効果を生み出してまいりました。

 

福岡県の雇用情勢は、一部に弱さが見られるものの着実に持ち直しており、県内有効求人倍率はこのところ最高水準で推移しています。
しかし一方で、ものづくりの企業の皆さんからは「人がなかなか雇用できない」という声を多くお伺いします。有効求人倍率で見ても、製造の仕事等では高止まりしている一方、事務職等では低いなど、雇用のミスマッチが課題となっています。

 

このような課題を解決するために、福岡県では、製造業における生産性を向上させ、新たな雇用の創出・拡大を図ること、そして従業員の待遇改善、職場環境の改善などを通じて魅力ある職場づくりを進めていくことが必要と考えました。
そこで福岡県は「グリーンイノベーション人材育成・雇用創造プロジェクト」の後継事業として「福岡先端ものづくりカイゼン促進・雇用創造プロジェクト」を今年度より開始いたしました。これまでは、対象分野をグリーンアジア戦略特区の5分野としていましたが、県のものづくりで最大の割合を占める食品製造関連産業、これからの発展が見込まれる再生可能エネルギーや航空機関連産業など、10分野に拡大し、より幅広く企業の皆様の支援をいたします。
支援内容については、これまで同様、人材確保や育成のための助成や合同会社説明会・面談会の開催、国と連携した設備投資への助成を行うほか、さまざまな県や国の支援メニューの紹介等を行ってまいります。また、かねてより要望が寄せられておりました企業の魅力向上についても、より積極的に取り組んでまいります。

 

センターには、ものづくり企業で豊かな経験をもつ専任のアドバイザーを配置しております。アドバイザーが、人材育成や設備投資などの各種助成メニューのご案内をするだけではなく、企業の生産性を向上させるために、カイゼン活動のお手伝い、魅力ある職場づくりのためのアドバイスをあわせて行い、人材の確保についてもフォローを実施いたします。

 

県内のものづくり企業の皆様におかれましては、ぜひ当センターにご相談いただき、またご活用いただければと思います。センターでは、企業の皆様の新規雇用の拡大、従業員の待遇改善などを支援してまいります。そしてこの活動が、福岡県、九州ひいては日本経済の活性化への発信につながることを目指してまいる所存です。

ぜひ一度センターにご相談ください!

 

平成28年4月1日

ものづくりカイゼン企業支援センター長 大田 修明

Ⅱ.ものづくりカイゼン企業支援センターの役割

当センターでは「福岡先端ものづくりカイゼン促進・雇用創造プロジェクト」のうち、以下の事業を担当します。